2026/08/15
子どもたちの「できた!」が増える瞬間をご紹介します
Ballet Dancerでは、3歳頃から始めることができるクラシックバレエ教室です。
でも、3歳から始めたからといって、最初からみんなが同じようにレッスンを受けられるわけではありません。
今日はレッスンに参加できる子。
先生の真似をして楽しそうに動ける子。
お母さんから離れられず、教室の隅からお友達を見ている子。
どの子も、それぞれ違います。
そして私たちは、そんな一人ひとりの「今」を大切にしながら、子どもたちの成長を見守っています。
3歳の子どもたちは、みんな違って当たり前
初めてバレエ教室に来た3歳のお子さんを見ていると、本当に一人ひとり違うことを実感します。
すぐに先生のところへ行って、最初からレッスンについてこられる子もいます。
一方で、なかなか輪の中に入れず、お母さんから離れられない子もいます。
でも、どちらが良い、悪いということではありません。
3歳の子どもたちが全員、同じことを同じようにできる必要はないのです。
私たちが見ているのは、
「今日はここまでできるかな?」
「この前より少し参加できたかな?」
「今日はもう一歩進めそうかな?」
という、その子自身の小さな変化です。
まずは「レッスンに慣れる」ことから
初めてバレエを習うお子さんにとって、教室は知らないことばかりです。
知らない場所。
知らない先生。
知らないお友達。
そして、これまで経験したことのない「みんなと一緒に先生のお話を聞いて動く」という時間。
最初からできなくて当然です。
だから、すぐに「ちゃんとレッスンを受けて!」とは絶対に言いません。
保護者様が根気強く教室へ連れてきてくださることで、少しずつ場所に慣れ、お友達に慣れ、先生に慣れ、そしてレッスンそのものに慣れていきます。
ある日突然、
「今日は最後までレッスンに参加できた!」
という瞬間がやってきます。
それだけで、保護者様にとっては大きな「できた!」ですよね。
私たちスタッフも、その瞬間を一緒に喜びます。
そして保護者様にも、
「今日はここまでできましたよ」
「前回よりずっと参加できていました」
とお伝えします。
小さな成長を一緒に見つけて、保護者様にもたくさん褒めていただく。
それを繰り返していくうちに、子どもたちは少しずつ自信をつけていきます。
なんでも自分でできるなら、教室はいらない
私は、子どもが最初から何でも一人でできる必要はないと思っています。
むしろ、できないことがあるからこそ、先生やスタッフがいて、仲間がいて、保護者様がいて、一緒に成長していくのです。
「うちの子だけ、まだできない……」
と心配される保護者様もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
今日はできなかったけれど、来月にはできるようになる。
そんな小さな「できた!」を積み重ねていくことが、子どもの成長なのだと思います。
そして、その成長を見守るのは保護者様だけでなくていいのです。
バレエ教室の講師やスタッフも、お子さんの成長を一緒に見守っていきます。
「できない!」が悔しくて泣いてしまうことも
レッスンを続けていくと、今度は別の「できない」に出会います。
一生懸命練習して、自宅でも頑張って、
「今日は先生に見てもらおう!」
と楽しみに教室へ来たのに……。
いざやってみたら、思ったようにできない。
緊張してしまったのかもしれません。
いつもとは違う力が入ってしまったのかもしれません。
理由は本人にもよく分からないのかもしれません。
そして、
「できない……」
と悔しくて泣いてしまう。
実は私、こういう場面が大好きなんです。
もちろん、目の前で本人が本気で泣いているので、笑ってはいけません。
でも心の中では、
「悔しいんだね!頑張ったんだね!かわいい!!」
と思っています(笑)。
それだけ本気で取り組んだ証拠だからです。
悔しくて泣ける子は、これから大きく伸びていく
成長する子どもたちを見ていると、悔しくて泣いてしまう子が、その後どんどん上達していく姿を何度も見てきました。
もちろん、すぐに結果が出るわけではありません。
でも、自分で「できるようになりたい」と思った子は強いです。
家で練習してみる。
レッスンで先生の話をよく聞く。
できなかったところをもう一度やってみる。
そして、また失敗する。
それでも、もう一度やってみる。
そうやって少しずつ積み重ねた努力は、ある日、大きな成長となって表れます。
特に、器用に何でもすぐできるタイプではなくても、真面目にコツコツ取り組む子は、長く続けるほど大きく伸びることがあります。
だから私たちは、「今できるかどうか」だけで、その子の可能性を判断しません。
小さなバレリーナたちの成長を見守る幸せ
3歳の頃には、お母さんから離れられなかった子が、いつの間にか一人でレッスンを受けるようになる。
最初は先生の真似をするだけだった子が、自分で音楽を聴いて動けるようになる。
できなくて泣いていた子が、悔しさをバネにして練習するようになる。
そして、いつか小さな子の面倒を見る「お姉さん」になっていく。
そんな姿を何年にもわたって見守ることができるのは、子どもたちと長く関わることができるバレエ教室ならではの幸せだと思っています。
「できた!」は、難しい技ができたときだけではありません。
教室に入れた。
先生に挨拶できた。
お母さんから離れられた。
最後までレッスンに参加できた。
昨日より少し上手にできた。
悔しくても、もう一度挑戦できた。
その一つひとつが、子どもたちにとって大切な成長です。
さいたま市のBallet Dancerでは、そんな小さな「できた!」を一緒に見つけながら、一人ひとりの成長を見守っています。
これからバレエを始めようと考えている方も、「うちの子はちゃんとレッスンを受けられるかな?」と心配されている方も、どうぞご安心ください。
最初から上手にできなくても大丈夫。
子どもたちの成長を、私たちと一緒にゆっくり見守っていきましょう。
Ballet Dancer/ヴァリアシオン 代表
天沼沙織
2008年に北与野教室オープン。バレエの経験が無いまま教室を立ち上げ、大人クラス開講と同時にバレエを始める。
2013年より大人ストレッチサークルの講師を担当することにより、バレエでのトレーニングやストレッチがいかに楽しく、無理のないトレーニングだと気づき
2023年よりバレエ×トレーニングというコンセプトの「バレエフィットネス」という新しいジャンルで、パーソナルトレーニングスタジオ「ヴァリアシオン」を立ち上げる。